葡萄の種類

ピオーネ

 本当はニューピオーネという名前なのですが、ピオーネだけで通っています。大粒で、糖度が高い種無しブドウです。色は黒に限りなく近い紫色で、「でぃいぷぱぁぷる」という名前はピオーネの色に由来しています。
 皮離れが良いので、剥くのが簡単です。とても甘くてジューシーで、果肉が柔らかくて種がないので、食べ易いのが特徴です。
 生産面積では岡山県が一位、山梨県が二位です。
 ピオーネは「巨峰」と「カノンホールマスカット」の交配品種で、この偉業は静岡県の 井川秀雄氏によって1957年に成し遂げられました。

シャインマスカット

 種無しで皮ごと食べられる大粒の緑色のブドウです。良く熟したシャインマスカットは糖度が高く、近頃大人気の品種です。
 マスカットオブアレキサンドリアの孫にあたる交配品種であるため、マスカットの爽やかで気品のある香りを受け継いでいます。皮にはほんの少しだけ苦味がありますが、皮ごと食べられるのでついつい手が出てしまう美味しさです。
 シャインマスカットは国の機関(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)により開発され、2006年に登録された比較的新しい品種です。
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安芸クイーン

 種なしで大粒で鮮紅色のブドウです。甘みが強く、酸味が控えめで香りの良いのが特徴です。皮は少し硬く剥きにくいのですが、果肉は独特の食感があります。  安芸クイーンは国の機関(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)により開発され、1993年に登録された品種です。